タイヤのスリップサイン放置は違反?1箇所の露出で車検落ちする真相

タイヤのスリップサイン放置は違反?1箇所の露出で車検落ちする真相

タイヤのスリップサイン放置は違反?1箇所の露出で車検落ちする真相とは一体何なのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

Q1:スリップサインが1箇所だけ出ていますが、他の溝が深ければ車検に通りますか?
A1:通りません。車検基準では「装着されているタイヤの接地部全周において、いずれか1箇所でも溝の深さが1.6mm未満である場合は不適合」と厳格に定められています。偏摩耗で一部だけサインが出ている場合でも、即座に車検不合格となります。

Q2:1本だけスリップサインが出た場合、その1本だけ交換しても問題ないでしょうか?
A2:法律上は1本のみの交換でも違反にはなりませんが、安全面からはおすすめできません。左右のタイヤで摩耗度合いやゴムのグリップ力に差が生じると、直進安定性の低下や急ブレーキ時のスピン挙動につながります。基本的には「左右2本同時」または「4本全数」の交換が推奨されます。

Q3:溝がまだ十分に残っていても、製造から年数が経っているタイヤは危険ですか?
A3:非常に危険です。タイヤのゴムは製造から4〜5年で硬化が進み、濡れた路面での制動距離が大幅に伸びます。さらに経年劣化したタイヤは高速走行中にバースト(破裂)を起こすリスクも高まるため、溝の深さだけでなく製造年週(タイヤ側面に刻印された4桁の数字)も確認してください。

山本 拓海
Author

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。