万が一、自分が被害に遭った場合、あるいは遭遇しそうになった場合にはどのような対策を取るべきか。まず現場で実践できる防犯行動として、バッグや上着で胸元や身体の前をガードする位置取りの徹底が挙げられる。また、防犯アプリの警報音や「痴漢です」と表示する画面を提示することも、言葉が出ない状況において非常に有効な自衛手段となる。
さらに草の根の活動として、鞄に着用することで加害者を威嚇する「痴漢抑止活動プロジェクト」の缶バッジやシールなども普及している。万が一被害に遭った際には、決して一人で抱え込まず、駅員や警察へ直ちに届出を行うことが重要だ。日本弁護士連合会が支援する法律相談窓口や被害者ホットラインを活用すれば、弁護士を通じた示談交渉や刑事告訴、さらには精神的ケアへの手厚いサポートを受ける権利が確立されている。