物語の舞台となるのは、煌びやかな大都市の影に広がる無国籍なアンダーグラウンドだ。タイトルにある「若宮」とは、かつて街を支配していた伝説的な組織の血筋を引く主人公の名であり、彼が頂点である「キング」の座へと登り詰めていく過酷な道のりが描かれるという。
ジャンルとしては、息もつかせぬ騙し合いが連続する本格派のクライムサスペンス。裏切り、策略、そして避けられない血の因縁。制作現場では、徹底したリアリズムを追求するために数カ月にも及ぶ特殊アクションのトレーニングが行われ、CGに頼らない肉体同士の生々しい衝突がフィルムに焼き付けられている。スタッフの間からは「脚本を読んだ段階で鳥肌が立った」という声が漏れるほど、完成度の高いシナリオに仕上がっているようだ。