レジ横の覇権争いにおいて、競合他社との比較は避けられない。ローソンが誇る「Lチキ」や、セブン-イレブンの「ななチキ」もまた、幾度かの価格改定を経て200円台前半から中盤のレンジで激しい火花を散らしている。
スパイスの効いた衣とボリューム感で若年層の支持を集めるLチキ、ハーブを効かせて上品な肉質を追求したななチキに対し、ファミチキの武器は一口噛んだ瞬間に溢れ出す圧倒的な肉汁とサクサクの衣のバランスだ。グラムあたりの単価や満足度を天秤にかけたとき、ファミチキが持つ独自のジューシーさは、価格差を超えて指名買いされる最大の理由になっている。