トップの座こそ譲ったものの、常に上位へと食い込み高い人気を証明したのが主人公の信だ。下僕の身分から泥にまみれて這い上がり、幾多の死線を越えて将軍へと登り詰めた彼の軌道は、まさに本作品の骨幹である。彼が率いる飛信隊の絆や、仲間を想う熱き魂は、読者に普遍的な勇気を与え続けている。
信の魅力は、どんな強敵を前にしても決して折れない不屈の精神と、戦場で仲間と共に成長していく愚直な姿勢にある。かつての青臭い少年から、数千数万の兵の命を背負う指揮官へと脱皮していく姿は、長年追い続けてきたファンにとって誇らしくもあり、今なお変わらぬ支持の原動力となっている。