ガイドブックに載る有名店だけでなく、「地元の人が日常的に通う店こそが本当に旨い」と語る長崎市民は少なくありません。長崎の日常に溶け込んだ、隠れた穴場と庶民派の名店をご紹介します。
まず押さえておきたいのが、長崎市宝町にある「天天有(てんてんゆう)」です。思案橋エリアから少し離れた住宅街寄りに位置しながら、創業から半世紀以上愛され続ける町中華のレジェンド。ここのちゃんぽんは、白濁スープに野菜の甘みが極限まで溶け出した優しい味わいで、地元サラリーマンや家族連れで昼時は満席になります。
さらに、圧倒的なコストパフォーマンスを求めるなら、長崎市役所近くや下町の商店街に点在する大衆食堂が狙い目です。例えば、眼鏡橋近くの裏路地にある「万龍(まんりゅう)」や、大浦地区の食堂では、一杯800円〜900円台の手頃な価格で、丼から溢れんばかりの野菜と海鮮が盛られたボリューム満点のちゃんぽんが提供されています。気取らない雰囲気の中で、長崎の生活文化としての麺の魅力を肌で感じることができます。