自身の単独公演『非日常』と名付けられたこの試みは、名実ともにトップ女優の座に君臨する彼女にとっても大きな挑戦だった。多くの人気タレントを抱えるスターダストプロモーションにとっても、女性俳優が単体で武道館を満員にするという前例なきプロジェクトは、大きな決断であった。
タイトルが示す通り、普段のドラマや映画の撮影現場では味わえない「特別な時間」をファンと共有すること。演出の細部にまで本人のプロデュース意図が反映され、オリジナルグッズのデザインからBGMの選曲に至るまで妥協なきこだわりが貫かれた。ファンが何を求めているのかを誰よりも理解し、それを形にする自己プロデュース能力の高さが際立った瞬間だった。