水島臨海鉄道を利用する際、最初に把握しておくべきなのが平日ダイヤと土日祝ダイヤの劇的な違いです。沿線にJFEスチールや三菱自動車をはじめとする日本屈指のコンビナート群を抱えるため、運行計画は工業地帯の就業シフトに最適化されています。
水島臨海鉄道の路線図・駅一覧を俯瞰すると、旅客営業区間は倉敷市駅から三菱自工前駅までの全10駅(全長11.2km)です。平日朝のラッシュ時には1時間に3〜4本、15〜20分間隔の高頻度運転が行われる一方、日中閑散時は1時間に1〜2本ペースへと移行します。
最大の違いは「終着駅」と「運行本数」の落差です。平日は大半の列車が終点の三菱自工前駅まで直通しますが、土日祝ダイヤでは多くの列車が手前の水島駅止まりとなります。休日に三菱自工前駅まで乗り入れる旅客列車は朝夕のわずかな本数に絞り込まれるため、同駅周辺を目的地にする場合は発着時刻の確認が欠かせません。