名字の「1文字あたりの画数」だけでなく、フルネームにおける名字全体の画数合計が最小となるランキングを整理しました。日本の名字は2文字が全体の約7割を占めるため、1文字名字だけでなく合計画数が極めて少ない名字の全体像を把握すると、その希少性がより際立ちます。
【画数合計が最も少ない名字ランキング】
1位:一(1画) - 全国約800人(読み:にのまえ、いち、はじめ 等)
2位:乙(2画) - 全国約500人(読み:おと、きのと、いつ 等)
2位:丁(2画) - 全国約400人(読み:ひのと、てい、よほろ 等)
2位:八(2画) - 全国約600人(読み:はち、やつ 等)
2位:力(2画) - 全国約200人(読み:ちから、りき 等)
2位:十(2画) - 全国約80人(読み:じゅう、もぎき、つなし 等)
2位:九(2画) - 全国約60人(読み:いちじく、く 等)
2位:卜(2画) - 全国約50人(読み:うら、うらない、ぼく 等)
9位:三(3画) - 全国約300人(読み:さん、みつ 等)
9位:千(3画) - 全国約200人(読み:せん、ち 等)
9位:一木(1画+4画=5画) - 全国約5,000人(読み:いちき、いっき 等)
9位:八木(2画+4画=6画) - 全国約110,000人(読み:やぎ 等)
地域別の分布を見ると、1画・2画の1文字名字は東北地方の日本海側、北陸地方、そして近畿地方の古社周辺に集中する傾向が見られます。これは明治期に名字を登録する際、寺社仏閣の住職や地元の庄屋が漢字の知識を活かして機知に富んだ命名をした名残や、中世以前の古い地名がそのまま残存した地域であることが大きな要因です。