100均の空気入れを購入して「空気が入らない」と失敗する最大の要因は、自転車のバルブ規格に対する知識不足にあります。日本の自転車には主に3種類のバルブが存在します。
日本国内で普及しているママチャリや軽快車、子どもの自転車の約90%は「英式バルブ(ダンロップバルブ)」を採用しています。キャンドゥの自転車対応空気入れは、この英式バルブを洗濯バサミのようなクリップで挟み込んで固定する仕様が標準です。使用時は、バルブのトップナットが緩んでいないか確認し、クリップの奥までしっかりとノズルを差し込んだ上で垂直に固定することが空気漏れを防ぐ鉄則です。
注意が必要なのは、ロードバイクやクロスバイクに採用される「仏式(フレンチバルブ)」や、マウンテンバイク・一部の電動アシスト車に見られる「米式(シュレッダーバルブ)」です。キャンドゥの標準的な110円モデルは仏式バルブには直接接続できません。スポーツサイクル用として使用したい場合は、別途「英式→仏式変換アダプター」を用意するか、マルチバルブ対応と明記された上位価格帯のポンプを選択する必要があります。