理容室の伝統的なメニューには、角刈りやパンチパーマ以外にも極めて精緻な技術を要するショートスタイルが存在します。その代表格がニグロパーマと角刈りの特徴を比較する際によく話題にのぼるニグロパーマです。
ニグロパーマは、一般的なパンチパーマよりもさらに細い1.5mm〜2mm前後の極細アイロンを使用し、頭皮スレスレの短い毛束を極限の密度で巻き上げる超絶技巧のパーマです。黒人特有の縮毛のような質感と圧倒的な重厚感が特徴で、角刈りのような直線的な角張りはなく、頭骨の丸みに沿ったタイトでマットなシルエットに仕上がります。
また、日常会話で混同されがちな「スポーツ刈り」と「角刈り」の違いも見逃せません。スポーツ刈りはトップからハチにかけて丸みを帯びたグラデーションで繋ぐのに対し、角刈りは天頂部を真っ平らに削り、角を意図的に残します。真正面から見たときに頭部が綺麗な長方形や台形を描いていれば角刈り、頭の丸みに沿ってなだらかであればスポーツ刈りやボウズフェードと判別できます。