幸福の絶頂にあった夫妻を、突如として試練が襲う。2015年頃から坂口は右股関節の痛みに悩まされ、2018年には国が指定する難病「特発性大腿骨頭壊死症」であることを公表。無期限での芸能活動休止を余儀なくされた。歩行すら困難となり、松葉杖を手放せない日々。俳優としての未来を奪われかねない絶望の底に、彼は突き落とされた。
その壮絶な闘病生活を、最も近くで支えたのが妻だった。まだ幼い子どもたちの育児を一人で抱え込みながら、夫の病状に寄り添い、治療やリハビリを献身的にサポートした。弱音を吐きそうになる坂口に対し、彼女は静かに、しかし力強く前を向くよう促したという。彼女の覚悟がなければ、今の坂口の復活はあり得なかっただろう。