Q1:1ドル=150円を超えている今からでも、外貨預金やドル建て資産を買うべきですか?
A1:一括での大量購入は高値掴みのリスクが極めて高いため推奨できません。ただし、長期的な資産防衛として毎月定額を積み立てる「ドルコスト平均法」であれば、購入単価が平準化されるため、現在の為替水準を過度に恐れることなく外貨資産をポートフォリオに組み入れることが可能です。
Q2:政府が為替介入を行った場合、為替レートはどのくらい動きますか?
A2:過去の実績では、覆面介入を含めて1回の大規模介入で3円から5円程度、一時的に急激な円高へ振れる傾向があります。しかし、数日から数週間で元の水準へと徐々に買い戻されるケースが多く、介入単独で為替の長期トレンドが変わることは極めて稀です。
Q3:円高に戻るための決定的な条件は何ですか?
A3:最大の条件は「米国の本格的な景気減速による大幅な利下げ」と「日銀による継続的な利上げ」が同時に進行し、日米の金利差が2%未満まで急速に縮小することです。さらに、エネルギー価格の下落によって日本の貿易赤字が劇的に改善することも必要条件となります。