オセロは現在、世界数十カ国でプレイされる国際的頭脳ゲームに成長しました。1977年に第1回が開催された「世界オセロ選手権(World Othello Championship)」において、日本代表選手団が打ち立ててきた記録は圧倒的です。
歴代の世界選手権において、日本人は通算30回以上の個人優勝を果たしており、国別団体戦でも連覇を継続。2018年には当時小学5年生(11歳)の福地啓介氏が歴代最年少で世界チャンピオンに輝くなど、世代を問わず驚異的な強さを誇っています。
日本がこれほどまでに強い背景には、日本オセロ連盟による充実した段級位制度や全国各地の強固なサークルコミュニティ、そして囲碁・将棋文化で培われた「定石研究」や「終盤の読み」をボードゲームに応用する日本特有の探求心があります。AIを用いた研究が一般化した現在においても、トッププレイヤーたちの独創的な読み合いは世界中からリスペクトを集めています。