お茶の間に広く親しまれた作品といえば、やはり朝ドラでの好演が記憶に新しい。NHK連続テレビ小説『おひさま』では主人公を見守る温かな地域の人々を味わい深く演じ、視聴者の涙を誘った。その自然体の芝居は、作品全体の空気を柔らかく包み込んでいた。
また、社会現象となったNHK連続テレビ小説『あまちゃん』においても、一癖も二癖もある町の人々の中で抜群のリアリティを放っていた。撮影現場でも若手キャストからベテランまで隔てなく声をかけ、雰囲気を明るく盛り上げていたという裏話は有名だ。彼女の演じる役柄には、常に生身の人間が持つ愛おしさが宿っていた。