渋谷にルミネはある?ない理由の真相と跡地・再開発の出店計画

渋谷にルミネはある?ない理由の真相と跡地・再開発の出店計画

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ターミナル駅としての乗降客数が世界屈指を誇る渋谷において、渋谷 ルミネ ない理由を紐解くには、電鉄系デベロッパーの勢力図と都市開発の歴史的経緯を理解する必要があります。

最大の要因は、渋谷が古くから「東急電鉄の本拠地(城下町)」である点です。東急グループは「SHIBUYA109」「東急プラザ渋谷」「渋谷ヒカリエ」「東急シアターオーブ」など、駅周辺の主要拠点を自社主導で網羅してきました。JR東日本の駅ビルであるルミネが単独で大規模進出するための広大な駅隣接用地を確保することは、歴史的にも極めて困難でした。

さらに、近年のJR東日本の開発戦略も見逃せません。JR東日本は渋谷駅周辺において、東急電鉄・東京地下鉄(東京メトロ)との3社共同開発というアライアンス路線を選択しました。その象徴が2019年に開業した「渋谷スクランブルスクエア(第I期・東棟)」です。JR東日本は単独で「ルミネ」を建てるのではなく、共同出資の巨大複合ビルに参画する手法をとったため、あえてルミネの屋号を掲げる必要がなかったという経営判断が働いています。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。