結婚発表当初は一切明かされなかったパートナーですが、報道各社の取材によって浮上したのが、山口県出身の元バイオリニスト・末延麻裕子(すえのぶ まゆこ)氏でした。羽生結弦より8歳年上で、音楽界でも確固たる実績を持つ実力派ミュージシャンとして知られていた人物です。
末延氏は4歳からバイオリンを始め、桐朋学園大学音楽学部を卒業。数々の著名クラシックコンクールで入賞を果たしただけでなく、ロックやポップスを融合させたダイナミックな演奏スタイルで脚光を浴び、矢沢永吉の全国ツアーやX JAPANのYOSHIKIとの共演、テレビ朝日系『報道ステーション』のテーマ曲演奏など、華々しいキャリアを築いていました。
二人の接点となったのは、2019年5月に開催された大型アイスショー『Fantasy on Ice 2019』での共演です。オープニングやコラボレーションプログラムにおいて、末延氏の力強く情熱的なバイオリン演奏と、羽生結弦の研ぎ澄まされたスケーティングが見事に共鳴し、会場を熱狂の渦に巻き込みました。現場関係者の証言によると、表現への妥協なき姿勢と高いプロ意識において深く共鳴し合い、この共演を機に時間をかけて信頼関係を育んでいったとされています。
末延氏は2026年末頃に所属事務所を退所し、公式SNSアカウントや公式ウェブサイトをすべて閉鎖。長年続けていた音楽活動の表舞台から静かに身を引いており、これがトップアスリートを陰で支えるための覚悟の準備であったと報じられています。