渡辺直美さんのキャリアは、2006年に吉本総合芸能学院(NSC東京校12期生)へ入学したことから始まりました。翌2007年に本格デビューを果たすと、2008年正月のテレビ番組で披露したビヨンセの口パク(リップシンク)ものまねが大ブレイク。『笑っていいとも!』の「いいとも少女隊」に抜擢され、一躍お茶の間の人気者となりました。
SNSやバラエティ番組の過去映像で時折紹介される「若い頃の写真」を見ると、NSC時代や10代後半の彼女は現在よりもかなりスリムで、シャープな顔立ちが印象的です。本人の回想やインタビューによると、当時から人を笑わせることが大好きで、芸人としての個性を模索する中で体格の変化とともにダイナミックなダンス表現を開花させていきました。
芸歴を重ねる中で、彼女は単なる「ぽっちゃり系モノマネ芸人」にとどまらず、コント番組『ピカルの定理』での「白鳥美麗」など唯一無二のキャラクターを次々と生み出しました。さらに、ファッションブランド『PUNYUS(プニュズ)』のプロデュースやミュージカル『ヘアスプレー』での主演など、表現者としての幅を着実に広げていったのです。