実際にデザイン制作を担う現場からは、どのような意見が上がっているのでしょうか。地域スポーツ団体や学校関係者、個人クリエイターの声を検証すると、共通する課題と実践的な工夫が見えてきます。
「新入部員募集の案内を作成する際、以前は写真を使っていましたが、個人のプライバシー保護の観点から顔写真の掲載が難しくなりました。そこで、躍動感のあるピッチャーバッターイラストと可愛らしい動物キャラクターをメインにしたところ、保護者からの問い合わせ件数が前年比で約1.4倍に増加しました」(関東地方・少年野球チーム広報担当)
また、中学校や高校の部活動現場では、生徒自身が制作する広報物にもイラストが欠かせません。「部活動紹介の模造紙や文化祭の展示で、かわいい野球部マネージャーのイラストや手書き風アイコンをアクセントにしたことで、女子生徒の体験入部希望者が増えました」(都内高校・野球部マネージャー経験者)
現場の運用で特に重宝されているのが、チラシポスター用デザインとしてあらかじめレイアウトが組まれているテンプレート素材と、パーツごとに分解して使える野球イラスト無料素材の組み合わせです。メインビジュアルに動きのあるキャラクターを配置し、隅に野球ボールグローブイラストを小さくあしらうだけで、統一感とプロらしい仕上がりが簡単に実現できます。