1948年の大韓民国建国から現在に至るまで、韓国は6つの共和制の変遷を経験してきた。その歩みは平坦とは程遠く、独裁と民主化運動、そして保革の鋭い対立が刻み込まれている。
初代から第3代を務めた李承晩(イ・スンマン)は、不正選挙への反発から起きた4・19革命によってハワイへ亡命。続く尹潽善(ユン・ボソン)の第2共和国は、わずか1年足らずで軍部クーデターにより瓦解した。開発独裁を敷いた朴正熙(パク・チョンヒ)が18年に及ぶ長期政権を築くも、最期は側近による銃撃で落命する。その後の混乱を制した全斗煥(チョン・ドゥファン)と盧泰愚(ノ・テウ)の軍閥政権を経て、1987年の民主化宣言以降、文民統治の時代へと舵が切られた。
金泳三(キム・ヨンサム)、金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)、李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)、文在寅(ムン・ジェイン)、そして尹錫悦(ユン・ソンニョル)へ。5年単任制のもとで紡がれた系譜は、まさに民意の振幅と権力交代の激しさを如実に物語っている。