騒動の発端となったのは、スマートフォンで撮影された短尺動画の流出だった。動画内には生徒とみられる人物の姿や校内の風景が収められており、投稿直後から「過激な行為ではないか」「校風にそぐわない」といった厳しいコメントが殺到。各プラットフォームのアルゴリズムに乗る形で、コミュニティの枠を超えた感染的な拡散が始まった。
しかし、ネット報道が過熱を極める一方で、拡散された映像のすべてが真実を物語っているわけではない。検証を進めると、過去の無関係な映像や別事件の音声が繋ぎ合わされた「捏造まとめ動画」が多数出回っている実態が明らかになった。再生数稼ぎやインプレッション目的の第三者が参入したことで、事実と虚構が入り混じる混沌とした状態が作り出されたのだ。