関空第2ターミナルは、徹底したコスト削減と効率的な機体運用を両立させるために設計された、日本初の本格的LCC専用ターミナルです。2012年に国内線用として開業し、その後に国際線専用エリアが増設されました。2026年現在、ここを拠点として定期便を運航している主な航空会社は、日本を代表するLCCであるPeach(ピーチ・アビエーション)の国内線・国際線全便、ならびに中国路線のネットワークを持つ春秋航空(スプリング・エアラインズ)の国際線など、厳選されたキャリアに限定されています。
建物は一般的な巨大空港のような多層階構造ではなく、ワンフロアで完結する平屋建て(1階建て)を採用しています。エレベーターやエスカレーターによる上下階の移動がないため、構造自体は非常にシンプルで迷いにくいのが強みです。しかし、飛行機に乗るためのボーディングブリッジ(搭乗橋)は設置されておらず、搭乗口を通過した後は雨風を遮る屋根付き通路を歩き、タラップを自力で登って機内へ入る運用が基本となります。
利用者の利便性を客観的に把握するため、第1ターミナルとの主要な違いを以下の比較データに整理しました。