無水鍋の性能を最も実感できる代表的な料理を3つ紹介する。
1. 艶やかな銀シャリ(白米炊飯)
研いだお米と同量の水(または1割増し)を入れて蓋をし、中火にかける。フタのフチからスチームが吹き出し、蓋がくるくると回り始めたら「ウォーターシール」完成のサイン。弱火にして約10分、最後に強火で10秒蒸らしの水分を飛ばせば、一粒一粒が立ち上がったツヤツヤのご飯が炊き上がる。
2. 水を一切使わない「絶品無水チキンカレー」
一口大に切ったトマト、玉ねぎ、キャベツ、鶏肉を鍋いっぱいに詰め込み、蓋をして弱火でじっくり加熱する。30分後、鍋を開けると食材から溢れ出た濃厚な水分で満たされている。市販のカレールーを溶かすだけで、水の代わりに素材の旨味が凝縮された店レベルの深いカレーが完成する。
3. 蜜が溢れ出す「極上焼き芋」
洗ったさつまいもを水気がついたまま無水鍋に並べ、蓋をして弱火で40〜50分じっくり加熱する。水は一切入れない。熱伝導と肉厚構造が生み出す遠赤外線効果により、さつまいもの澱粉が充分に麦芽糖へ分解され、ねっとりと甘い蜜焼き芋が仕上がる。