北九州の社会人バスケが直面する課題は複数ある。最も深刻なのは施設不足だ。前述の通り、週末の体育館確保は年々困難になっている。人口減少が進む北九州だが、スポーツ人口は減っていない。むしろ健康志向の高まりで増加傾向にある。
もう一つの課題は選手の高齢化だ。30代、40代の選手が中心になり、20代の若手が少ない。大学卒業後、就職を機に県外へ出る若者が多いことが背景にある。「若い選手が入ってこないと、チームの存続自体が危うい」と危機感を抱くチーム関係者もいる。
デジタル化の波
一方で、希望の光もある。SNSやスポーツマッチングアプリの普及で、チーム探しや仲間集めが容易になった。「北九州 バスケ 社会人」で検索すれば、すぐに複数のチーム情報が見つかる。オンラインでの情報発信に力を入れるチームも増えている。
動画配信プラットフォームを使った試合配信も始まっている。遠方の家族や、怪我で休んでいる仲間が試合を観戦できる。テクノロジーが社会人バスケの可能性を広げている。