帝京大学八王子キャンパスにおいて、緒方貴浩氏は「スポーツ心理学 II」をはじめとする多数の専門講義を担当している。医療技術学部スポーツ医療学科の学生たちに対し、教科書上の知識を教えるだけにとどまらない。
「論文に書かれている数値の向こう側に、汗を流すアスリートの生きた姿を見出すこと。研究データは、現場の選手を勝たせ、怪我から守るための武器でなければならない。」
講義では最新の実験機材や映像分析ソフトを用いた実践的なワークが行われる。学生自らが被験者・実験者となり、反応時間の測定や視線追跡(アイトラッキング)のデータを収集。科学的思考を備えた指導者やトレーナー、アナリストを社会へと送り出している。