糖質補給の恩恵があるとはいえ、無防備に脂ぎったスープを完飲すれば、筋肉ではなく皮下脂肪が増殖するのは火を見るより明らかだ。バルクアップを最大化しつつ体脂肪の付着を極限まで遮断するには、計算されたアプローチが不可欠となる。
ボディビル界の伝説的指導者である山本義徳氏も、筋合成を高める糖質とタンパク質の重要性を説く一方で、過剰な飽和脂肪酸の同時摂取が招く体脂肪リスクには明確な一線を引く。脂肪を寄せ付けない極秘ルールは極めて合理的だ。第1に「スープは絶対に飲み干さず、レンゲ数杯にとどめる」。第2に「背脂チャッチャ系を避け、魚介醤油や淡麗系の鶏清湯を選ぶ」。そして第3に「味玉、追加チャーシュー、鶏むねトッピングを重ねてタンパク質量を35g以上に跳ね上げる」。この黄金律を守るだけで、高カロリーのジャンクフードは最高純度の筋肥大食へと生まれ変わる。