設定手順に誤りがないにもかかわらず「接続エラーになる」「通信が途切れる」という場合、いくつかの明確なボトルネックが存在します。現場検証から判明した主要な原因と解決策は以下の通りです。
1. 選択したボランティアサーバーが停止している:
VPN Gateのサーバーは個人ボランティアの善意で稼働しているため、突然PCがシャットダウンされたり回線が切断されたりすることが日常茶飯事です。繋がらない場合は、リストを更新して別の稼働サーバーを選び直すのが最も手軽な解決策です。
2. ネットワーク側のポート制限(ファイアウォール):
ホテルのWi-Fiや企業内ネットワーク、大学の寮回線などでは、L2TP接続で使用するポート(UDP 500/4500など)が遮断されているケースが多々あります。この場合は、ポート制限に強い「SoftEther VPN(SSL-VPN 443ポート)」または「OpenVPN」プロトコルに切り替えて接続を試みてください。
3. Windows 11のL2TP/IPsec不具合やレジストリ問題:
Windows環境においてNATトラバーサル(ルーター配下でのIPsec通信)が正常に処理されない場合、レジストリ値(AssumeUDPEncapsulationContextOnSendRule)の調整や、セキュリティソフトの一時的な監視除外が必要になるケースがあります。