不倫の発生現場として圧倒的な割合を占めるのが職場です。職場不倫の真相を探ると、単純な好意だけでなく、業務上の密接なコミュニケーションが生み出す「錯覚」が大きく影響していることが分かります。長時間の共同作業やトラブル対応を共に乗り越える過程で、単純接触効果(ザイオンス効果)と吊り橋効果が同時に発生し、同僚や上司・部下への信頼が恋愛感情へと誤認されやすくなります。
社内という閉鎖空間において、周囲に隠れて視線を交わすスリルや「二人だけの秘密のプロジェクト」という特別感が関係を急速に加速させます。しかし、ここで見落としてはならないのが不倫相手の本気度です。トラブルが公になりそうになった途端、保身のために一切の連絡を絶ち、相手に全責任を押し付けるケースは枚挙にいとまがありません。「会社での頼もしい姿」は職務上のペルソナに過ぎず、私生活の責任を背負う覚悟を持つ相手は極めて稀です。