結論から整理すると、公営競技である競馬においてクレジットカード決済を利用するルートは極めて限定的です。日本中央競馬会(JRA)が提供するインターネット投票サービスのうち、直接カード決済に対応しているのはJRAダイレクトのみとなっています。
投票サービスとして利用者の多い「即PAT」や「A-PAT」は指定銀行口座からの即時引き落としシステムを採用しており、クレジットカードからの直接チャージや後払い決済には対応していません。また、地方競馬を統括する「楽天競馬」や南関東4競馬場を中心とする「SPAT4」においても、直接のクレジットカード決済機能は提供されておらず、銀行口座連携による即時振替が基本仕様です。
2026年現在のJRAダイレクトで利用可能なクレジットカード会社は以下の通り、本人認証サービス(3Dセキュア2.0)に対応した指定発行会社のカードに限定されています。
- 三井住友カード(SMBCグループ発行のプロパーカード等)
- 楽天カード(楽天Mastercard・楽天Visa・楽天JCBなど)
- JCBカード(JCB本体発行のカード)
- セゾンカード(クレディセゾン発行のUC・Saisonブランド)
- エポスカード(丸井グループ発行)
- イオンカード(イオンフィナンシャルサービス発行)
- 三菱UFJニコス(MUFGカード、DCカード、NICOSカード)
- UCカード
上記ブランドであっても、提携先の発行形態やバーチャルカード、プリペイドカード、一部のデビットカードでは認証が通らないケースが多発しています。JRAの公式セキュリティ基準により、決済ごとのワンタイムパスワード入力や生体認証が必須化されているためです。