「酒は万薬の長」の嘘と真実|百薬の長の由来と最新医学の最終結論

「酒は万薬の長」の嘘と真実|百薬の長の由来と最新医学の最終結論

「酒は万薬の長」の嘘と真実|百薬の長の由来と最新医学の最終結論に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。

日本国内でも、科学的エビデンスに基づいた飲酒基準の再構築が進んでいます。厚生労働省が策定した「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」では、飲むお酒の「杯数」ではなく、含まれる「純アルコール量(グラム)」に着目した管理を強く呼びかけています。

生活習慣病のリスクを高める飲酒量として、同省は1日当たりの純アルコール摂取量が「男性で40g以上、女性で20g以上」という基準を提示しています。女性は男性に比べて体水分量が少なく、アルコール分解速度も遅いため、半分の量でも同等のリスクにさらされる点に注意が必要です。

自分がどれだけのアルコールを摂取しているかを把握するためには、以下の計算式を覚えておく必要があります。

【純アルコール量の計算式】
お酒の量(ml) × アルコール度数(% ÷ 100) × 0.8(アルコール比重) = 純アルコール量(g)

主な酒類に換算した純アルコール量(約20g相当)の目安は以下の通りです。

  • ビール(度数5%):500ml(中瓶またはロング缶1本)= 約20g
  • 日本酒(度数15%):180ml(1合)= 約21.6g
  • チューハイ・ハイボール(度数7%):350ml(1缶)= 約19.6g
  • ワイン(度数12%):200ml(グラス約1.5〜2杯)= 約19.2g
  • ウイスキー(度数40%):60ml(ダブル1杯)= 約19.2g

度数の高いストロング系缶チューハイ(9%・500ml)を1本飲むだけで純アルコール量は36gに達し、成人男性の1日許容量に迫り、女性基準を大幅にオーバーしてしまいます。

林 結菜
Author

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。