物語のクライマックスおよび最終回後の「7年後」において、カルマは国家公務員試験を突破し経済産業省の官僚となり、奥田は大学の研究室で創薬や化学研究に没頭する道を選んだ。この大人になった二人の立ち位置が、またしてもファンの想像力を強く刺激する。
官僚として国家のシステムや経済を動かすカルマと、最先端の科学で社会に貢献する奥田。一見別の道を歩んでいるようでいて、行政と研究という「官民・学術の連携」によって再び仕事上で交差する未来が容易に想像できる仕掛けになっている。学生時代の甘酸っぱい関係から、社会人としてのプロフェッショナルな信頼関係へのシフトが完璧に描かれているのだ。