元夫であるしばゆーとの共同歩み、そして一時代を築いた「しばなんチャンネル」。夫婦という最小単位のコミュニティをコンテンツ化し、数百万人の視聴者を引きつけたそのスタイルは、デジタルエンターテインメント産業における先駆け的存在だった。プライベートとエンターテインメントの境界線を極限まで曖昧にした手法は、後に続く多くのクリエイターに多大な影響を与えた。
パートナーシップの形が変わった今も、ふたりが築き上げたコンテンツの歴史が消えるわけではない。一時代の終焉を経て、お互いを尊重し合う新たな距離感を模索する姿は、かつての視聴者層からも注視されている。狂気と愛憎が入り混じったあの空間から離れたことで、彼女は表現者として新たな視点を手に入れたのだ。