日当たりの悪い場所で樹木を枯らしてしまう原因の8割以上は、日照不足そのものではなく「土壌環境の悪化」にあります。
日陰は太陽光による水分の蒸発が遅いため、土が常にジメジメと湿った状態になりやすく、酸素不足で根が窒息死(根腐れ)を起こします。植え込みを行う際は、既存の土を深さ50cmほど掘り起こし、川砂や赤玉土、パーライトを混ぜて排水性を高めることが成功への近道です。
また、四方を壁に囲まれた坪庭では「風通しの確保」が生命線となります。空気が滞留するとカイガラムシやうどんこ病などの病害虫が発生しやすくなるため、枝が混み合ってきたら適度に透かし剪定を行い、株元まで風が通り抜ける状態を維持しましょう。