1960年代から70年代にかけ、テレビ時代の幕開けとともに茶の間のスターとなったザ・ピーナッツ。伝説のバラエティ番組『シャボン玉ホリデー』では、ハナ肇とクレージーキャッツらとともに絶妙なコントとパフォーマンスを披露し、日曜夜の日本中を笑顔で包み込んだ。
さらに、大晦日の風物詩である『NHK紅白歌合戦』には16年連続で出場。洗練された衣装と寸分の狂いもないデュエットは、全盛期の番組を支える大柱であった。彼女たちが紡ぎ出した楽曲群は、単なるヒット曲の枠を超え、日本の高度経済成長期におけるポップカルチャーそのものをかたち作ったと言っても過言ではない。