帝国データバンク等の各種調査機関による統計を見ても、日系企業の中国進出拠点数は減少傾向が続いています。2010年代初頭のピーク時には1万3000社を超えていた進出企業数は、製造業を中心とした整理・統合により明らかな下降トレンドを描いています。
業績面でも二極化が一段と進みました。現地市場向けに特化して一定のポジションを築く一部の素材メーカーや高付加価値消費財企業が存在する一方、汎用品を扱う製造業や従来型アパレル・外食チェーンでは、売上高の低迷と採算悪化が目立ちます。進出企業一覧を見渡しても、拠点の新設よりも「既存拠点の統廃合」「資本関係の解消」「現地企業への事業譲渡」といった項目が目立つのが現状です。