こうしたトレンドの背景には、大手芸能プロダクションの戦略転換がある。かつては国内のテレビドラマ映えする爽やかなルックスが中心だったが、近年は国際舞台で通用する「個性の強さ」を重視するスカウトや育成が加速している。
東宝のような大手映画会社や、数々のスターを擁するホリプロなどのプロダクションも、世界市場を見据えたコンテンツ制作に本腰を入れ始めた。海外の映画祭や配信プラットフォームでの展開を考慮した際、光と影の陰影が際立つ立体的な顔立ちは、照明の効果を最大限に引き出し、カメラ映えする強烈なグラフィック要素となる。