東京電力パワーグリッド福島支社は同日午前に記者会見を開き、被害状況と今後の復旧見通しについて説明を行った。会見によれば、高圧系統のバイパス送電線へ切り替える遠隔操作を進めており、順次一部地域の復旧を進めているという。
しかし、完全復旧への道のりは平坦ではない。山間部の作業現場では土砂崩れのリスクが残るほか、強風によってドローンを用いた送電線点検が一部制限されているためだ。現場の作業班長は「電柱の立て替えが必要なエリアが複数あり、重機が入れる道幅の確保が先決となっている。二次災害を防ぎつつ、日没までに主要エリアの送電再開を目指す」と切迫した表情で述べた。