新ビルの完成によって御堂筋のスカイラインは根底から塗り替えられた。地上31階、地下3階に及ぶ壮大なスケール感。低層部には旧ビルの歴史的意匠をイメージしたクラシックな外観ラインを残しつつ、上層部へ向かってシャープなガラスカーテンウォールが立ち上がるデザインは、通りを歩く人々の目を惹きつけて離さない。
特に圧巻なのは、高層階からの眺望だ。中之島の水辺空間や遠く北摂の山々までを見渡せる圧巻のパノラマビューは、働くワーカーに思考の解放感を与える。歴史ある金融街の重厚感と、現代建築の軽やかさ。その二面性を高次元で融合させたデザインロジックは、都市デザインの新たな規範となりつつある。