こうした街の変革を力強く牽引しているのが、矢板市役所を中心とした行政の取り組みだ。斎藤淳一郎市長は、人口減少時代における持続可能な都市のモデルケースとして、コンパクトシティ構想と再生可能エネルギーの導入を積極的に推進してきた。
斎藤淳一郎市長が掲げる「誰もが住み続けたくなる街」の実現に向けて、矢板市役所では子育て支援策の拡充や移住定住コンシェルジュの設置など、ソフト面の施策にも全力を注ぐ。市役所内の担当課を訪れると、若者世代や移住希望者からの問い合わせが前年比で大幅に増加しているという。行政主導のトップダウンではなく、市民や民間事業者と手を携えた開かれた街づくりが、着実な成果を結びつつある。