今年の売れ筋ランキングを俯瞰すると、例年とは異なる興味深い変化が見て取れる。自社ブランドのスマートデバイス(Fire TVやEchoシリーズ)が破格の割引率で上位を占めるのは相変わらずだが、それ以上に凄まじい勢いを見せているのが「AI機能を標準搭載した最新ノートPC」と「省エネ性能を極めたスマート家電」だ。
特に猛暑が予想される今夏、エアコンやサーキュレーターといった空調家電の販売数は前年比で急増。電気代の高騰を見越し、初期投資をしてでも月々のランニングコストを下げたいというインフレ特有の購買行動が明確に表れている。一方で、高級オリーブオイルや大容量米、特定保健用食品などのプレミアム日用品セットも、販売開始数分で完売するスピードを見せている。