本作の作詞を手掛けたのは、劇団EXILEの旗揚げや数多くの舞台を手掛けてきた劇作家・演出家の樫田正剛。そして作曲を担当したのは、心に染み入る美しいメロディラインに定評のあるmiwa furuse(古瀬美和)です。
歌詞の全編を通して貫かれているのは、「別れの寂しさを否定せず、抱きしめたまま前を向く」という温かな哲学です。冒頭の「目に見えないもの」や「過ぎ去る時間」への慈しみから始まり、サビで高らかに歌われる「道」という言葉には、これまで仲間と分かち合ってきた過去への感謝と、別々の道を歩み始める未来への祝福が同居しています。
特筆すべきは、喪失感を単なる悲劇として描くのではなく、人が成長するために不可欠なプロセスとして捉えている点です。背中を無理に押すような強い言葉ではなく、隣でそっと肩を並べて歩いてくれるような優しい語り口こそが、多くの人の心を捉えて離さない決定的な理由といえます。