ネット上の情報や旅行ガイドでは「中央改札を出てすぐの広場にいればすぐ会える」といった記述が散見されますが、これは現場の混雑実態を無視した大きな誤解です。
特に地方からの来訪者や旅行者が陥りやすいのが、他都市の主要駅とのイメージの混同です。例えば名古屋駅の定番待ち合わせ場所である「金の時計・銀の時計」の感覚で「大阪駅の時計台の下で」とだけ伝えると、1階コンコースを何往復もして途方に暮れることになります。JR大阪駅を覆う複合商業施設大阪ステーションシティにおいて、大時計が鎮座するのは1階ではなく5階の時の広場です。改札階には同様の象徴的な大時計は存在しません。
また、近年開通した「うめきた地下口」や西口改札など、大阪駅の多層的拡張に伴い、改札口全体の名称を混同しているケースも増加しています。「中央改札」と「中央口地下前」を取り違えてフロア違いのまま待ち続ける例も多く、案内板の階層表記(1階地上か地下1階か)を事前に確認しておくことがトラブル防止の鉄則です。