セル消滅後に神龍の願いによって体内の爆弾を取り除かれ、完全に自由の身となった17号が選んだ職業は、巨大企業カプセルコーポレーションが関わる王立自然公園の動物保護官(名誉レンジャー)でした。絶滅危惧種である「ミナモト」をはじめとする貴重な野生生物を密猟者から守る激務に従事しており、その手腕は極めて優秀です。公式設定によれば、彼の卓越した戦闘能力と冷静な仕事ぶりが高く評価され、破格の超高年収を得ています。
そしてファンの間で最も話題を呼んだのが、彼の私生活と家族構成です。17号はすでに結婚しており、伴侶は動物学者の女性です。さらに子どもが3人おり、内訳は実子が1人、孤児を引き取って育てている養子が2人という構成になっています。
作中では家族の姿が直接画面に登場せず、写真や本人の口頭でのみ語られたため、一部では「17号の冗談ではないか」と疑う声すらありました。しかし、原作者の鳥山明氏が明確にこの家族構成を設定として公表しています。かつて他人の手によって運命を狂わされ、天涯孤独の身となった彼が、血の繋がりを超えて恵まれない子どもたちを引き取り、無条件の愛を注いでいるという事実は、彼の内面がどれほど温かく人間性豊かに育ち直したかを如実に物語っています。