大手シネコンでは取り上げられにくい社会問題、歴史、芸術、個人の生き様に深く切り込んだ東京のミニシアターにおけるドキュメンタリー映画の拠点として、ポレポレ東中野の右に出る劇場は多くありません。前身である「BOX東中野」のスピリットを継承しつつ2003年にオープンして以来、商業主義に偏らない鋭いキュレーションで映画ファンから絶大な信頼を獲得してきました。
ポレポレ東中野の評判や口コミを紐解くと、共通して語られるのは「上映作品の質の高さ」と「映画と作り手との距離の近さ」です。上映後には高頻度で監督や出演者が登壇する舞台挨拶・トークイベントが組まれ、劇場内がそのまま熱気あふれる議論や対話の場へと変わります。スクリーン越しの一方通行な鑑賞にとどまらず、作品を生み出した熱量に直接触れられる体験こそが、多くのリピーターを生み出す最大の原動力です。