海外市場でアメリカ車が苦戦を強いられる一方で、圧倒的な強さを見せつけているのがトヨタ自動車に代表される日本車勢だ。耐久性、実用的な燃費性能、そして手厚いアフターサービスネットワークにおいて、ユーザーの信頼を勝ち取っている。
東南アジアや中東、さらには北米市場そのものでさえ、「故障が少なくリセールバリューが高い」という理由でトヨタ車が選ばれる場面は多い。過酷な環境下でも壊れにくいエンジンと、長年培われたハイブリッド技術による低燃費は、実用性を重視する世界のドライバーにとって決定的な購入要因となっている。
これに対し、アメ車は「壊れやすい」「維持費がかさむ」というステレオタイプなイメージを払拭しきれていない。実際に初期品質が向上した現代のモデルであっても、長年築かれたブランドイメージの差を覆すのは容易ではない。