この空港を特徴づけているのは、世界規模の軍事戦略と日常的な空旅が目と鼻の先で重なり合う異質な景観だ。滑走路を共有するのは、アメリカ陸海空軍の中でも屈指の展開能力を誇る米海兵隊と、日本の海域を防衛する海上自衛隊である。爆音を響かせて離着陸する軍用機と、静かに滑走する旅客機が同じ滑走路を交互に使う光景は、日本国内でも数少ない。
現場では常に緊張感のある運用が続けられている。防衛産業を支える最先端の航空技術が集約されており、基地内に駐機する機体の多様性は他を圧倒する。ミリタリーファンでなくとも、そのスケールの大きさに息をのむはずだ。