外食トレンドに詳しいフードアナリストは、ファミレスでの「せんべろ(千円でべろべろに酔えること)」体験についてこう分析する。「従来の居酒屋せんべろは立ち飲み屋やガード下の煙る名店が中心でしたが、現在のファミレスせんべろは『安さ・快適さ・アレンジの自由度』という3大要素をすべて満たしています。特に一人飲み市場において、これほど完成されたシステムはありません」。
専門家が推奨する1,000円前後の「黄金注文ルート」の一例がこれだ。
まず、ハッピーアワーの生ビール(約200円)で喉を潤しつつ、200円~300円台の軽いおつまみ(ポテトやサラダ)をオーダー。続いてグラスワイン(100円)を追加し、温かい小皿料理(エスカルゴやグリル系小皿)と合わせる。仕上げにドリンクバーをセットして焼酎やワインの炭酸割りを楽しむ。これで1,000円~1,200円程度。居酒屋ならお通し代とビール1杯で終わる金額で、大満足の晩酌が完了する。