観光客の急増は、静寂な信仰空間の保持という新たな課題をもたらしている。境内での撮影マナーやSNS映えを目的とした混雑、さらには文化財の保護をめぐり、神社側も多言語案内板の設置や時間帯別の参拝推奨など、きめ細やかな対応を迫られている。
富士山が世界文化遺産に登録されてから10年以上が経過した。単なる景勝地やレジャースポットとしてではなく、人々の畏怖と信仰が作り上げた文化的景観として富士山を次世代へ引き継ぐために――。その試金石となるのが、この場所の静寂を守り抜くことなのだ。静謐な空気の中、今日も大鳥居をくぐる人々の足音が参道に響いている。 (出典: 北口 本宮 冨士 浅間 神社(Yahoo!ニュース))
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