キャリア初期の彼女は、その圧倒的な美貌を武器に数々の恋愛ドラマでヒロインを演じ、お茶の間を魅了してきた。しかし、年齢と経験を重ねるにつれ、その演技の幅は人間模様の深層に迫るものへと進化を遂げている。
葛藤を抱える母親役や、社会の波に立ち向かう職業女性など、感情の微細な揺れを掬い取るヒューマンドラマでの存在感は圧巻だ。「結婚」や「世間体」という既成概念にとらわれず、己の足で立って女優業に打ち込む生き様そのものが、演じる役に言葉以上の説得力を与えている。型に嵌まらない自由な生き方こそが、彼女の美しさと演技力の源泉なのだろう。