これほどの美貌と知性を兼ね備えていた黒柳さんに対し、世間が最も関心を寄せるのが「なぜ結婚しなかったのか」「歴代彼氏や恋人は誰だったのか」という疑問です。
結論から言えば、黒柳さんは決して恋愛を避けていたわけでも、独身主義者だったわけでもありません。20代の頃には実際にお見合いをし、結納寸前まで進んだ男性がいたことを自著やインタビューで明かしています。しかし、結婚後に仕事を辞めて家庭に入ることが前提とされていた当時の結婚観に違和感を覚え、「自分の足で立ち、表現者として生きたい」という意志から破談を選びました。
その後、30代以降の黒柳さんは世界的な外国人ピアニストと約40年間にわたる深い純愛関係を築いていました。相手は名ピアニストのアレクシス・ワイセンベルク氏と報じられています。年に数回、パリやニューヨーク、日本を行き来しながら互いを尊重し合う関係を続け、彼が病で亡くなるまでその絆は途切れることがありませんでした。
黒柳徹子が結婚しなかった理由の本質は、形骸化した戸籍制度や世間体に縛られることなく、「一人の自立した人間として、真に愛する人と対等に向き合い続けた結果」だったと言えます。